癌(がん)について
様々ながんの特徴

がん(癌、cancer)は、体の細胞が異常に増殖し、正常な組織を破壊する病気のことを指します。
がんは、体のどの部位でも発生する可能性があり、悪性腫瘍とも呼ばれます。
がん細胞は、正常な細胞とは異なり、無制限に増殖する能力を持ち、しばしば血流やリンパ系を通じて他の部位に転移します。
主ながんの種類
肺がん
【特徴】
肺に発生するがんで、喫煙が主なリスク要因です。咳、息切れ、胸痛、血痰などが症状として現れることがあります。小細胞肺がんと非小細胞肺がんに大別されます。
【治療法】
手術、放射線治療、化学療法が一般的ですが、進行度により免疫療法や分子標的治療も用いられます。
胃がん
【特徴】
胃がん(いがん、Gastric Cancer)は、胃の内壁に発生する悪性腫瘍で、日本をはじめとする東アジア地域で比較的多く見られるがんの一つです。
胃がんは、早期に発見されると治療が比較的容易ですが、進行すると治療が難しくなり、他の臓器に転移する可能性があります。
原因としてヘリコバクター・ピロリ感染があります。ピロリ菌は薬で除去することが可能です。
【治療法】
手術や内視鏡的治療、抗がん剤、放射線治療、免疫療法などがあります。
早期の場合は内視鏡的治療で取り除くことが可能ですので、定期的な健康診断(胃カメラ)などを受けることをおすすめします。
大腸がん
【特徴】
大腸(結腸および直腸)に発生するがんです。血便、便通の変化、腹痛などが初期症状として現れることがあります。ポリープから発生することが多く、早期発見で予後が改善します。
【治療法】
手術が主な治療法で、補助的に化学療法や放射線治療が行われます。進行がんの場合、分子標的薬や免疫療法も考慮されます。
肝臓がん
【特徴】
肝細胞がんは肝臓の主要な細胞である肝細胞から発生します。原発性肝がんの中で最も一般的なタイプであり、肝硬変や慢性肝炎(B型・C型肝炎ウイルス感染)と深く関連しています。
肝内胆管がんは肝臓内の胆管(胆汁を運ぶ管)から発生するがんです。HCCに次いで発生頻度が高いですが、治療が難しいことが多いです。
【治療法】
手術、肝移植、ラジオ波焼灼療法、放射線治療、抗がん剤など症状や進行状況で治療法は変わります。
膵臓がん
【特徴】
膵臓がん(すいぞうがん、Pancreatic Cancer)は、膵臓に発生する悪性腫瘍であり、特に予後が悪いがんの一つです。
膵臓は、消化酵素とホルモン(インスリンなど)を分泌する重要な臓器であり、膵臓がんは進行が早く、早期発見が難しいため、診断時にはすでに進行していることが多いです。
【治療法】
手術、放射線治療、抗がん剤、免疫療法 など症状や進行状況で治療法は変わります。
乳がん
【特徴】
乳腺組織に発生するがんで、女性に多く見られますが、男性にも発生することがあります。しこりの形成や乳頭からの異常な分泌物が初期症状となることが多いです。
【治療法】
手術、放射線治療、化学療法、ホルモン療法、免疫療法などが組み合わせて行われます。ホルモン依存性の場合は、ホルモン療法が有効です。
前立腺がん
【特徴】
男性の前立腺に発生するがんで、年齢とともにリスクが増加します。排尿困難や頻尿、骨転移による痛みが特徴的な症状です。
【治療法】
手術、放射線治療、ホルモン療法が主に行われます。進行した場合には化学療法や免疫療法が適用されることもあります。
咽頭(いんとう)がん
【特徴】
咽頭がん(いんとうがん、Pharyngeal Cancer)は、咽頭に発生する悪性腫瘍です。
咽頭は、口腔と食道および喉頭(声帯を含む)の間に位置する管状の構造で、鼻咽頭(びいんとう)、中咽頭(ちゅういんとう)、下咽頭(かいんとう)の3つの部位に分かれます。咽頭がんはこれらの部位に応じてさらに分類され、それぞれ異なる特徴を持ちます。
【治療法】
手術、放射線治療、抗がん剤、免疫療法など症状や進行状況で治療法は変わりますが、早期発見の場合は手術で除去するのが効果的とされています。
喉頭(こうとう)がん
【特徴】
喉頭がん(こうとうがん、Laryngeal Cancer)は、喉頭に発生する悪性腫瘍です。
喉頭は、声を出すための声帯を含む器官で、呼吸や発声、飲み込みに関わる重要な役割を果たしています。喉頭がんは、喉頭のどの部位に発生するかに応じて異なる特徴を持ち、発生する部位によって、上喉頭がん(声帯上部)、声帯がん(声帯そのもの)、下喉頭がん(声帯下部)に分類されます。
【治療法】
手術、放射線治療、抗がん剤、免疫療法など症状や進行状況で治療法は変わりますが、早期発見の場合は手術で除去するのが効果的とされています。
白血病
【特徴】
白血病は、骨髄で異常な白血球が過剰に増殖する病気です。急性白血病と慢性白血病があり、それぞれにリンパ性と骨髄性が存在します。貧血、出血傾向、感染症が主な症状です。
【治療法】
化学療法が主な治療法であり、必要に応じて骨髄移植(造血幹細胞移植)や放射線治療も行われます。
リンパ腫
【特徴】
リンパ系に発生するがんで、ホジキンリンパ腫と非ホジキンリンパ腫に分類されます。リンパ節の腫れ、発熱、体重減少が主な症状です。
【治療法】
化学療法、放射線治療、免疫療法が主に用いられます。進行度やタイプにより治療法が異なります。
多発性骨髄腫
【特徴】
骨髄において異常な形質細胞が増殖し、骨の痛みや骨折、腎障害などを引き起こします。高カルシウム血症や貧血も一般的です。
【治療法】
化学療法、ステロイド治療、免疫療法、骨髄移植などが用いられます。
その他のがん
上記以外にも皮膚がんや骨のがん、小児がん、卵巣がんなど多くのがんがあります。
普段から健康を意識して、違和感や痛みがある場合や気になる場合は早めの受診をおすすめいたします。
当院でのがん治療
当院ではがん患者様向けに「温熱療法」や「高気圧酸素治療」を積極的に行なっております。
手術ができない、抗がん剤の副作用がつらい、がんそのものの痛みが辛いなどござましたら、まずはお気軽にご来院ください。
温熱療法、高気圧酸素治療の詳細は下記よりご覧ください。